点火装置点検

【黄色い熊さん車検】ブログ担当です。


24ヶ月定期点検』項目の「エンジンルーム点検」の中の【点火装置点検】についてです。

以前書いた『24ヶ月定期点検整備記録簿の書き方と記入例』の補足です。


▲(『☆』:1年で5,000㎞以下の走行距離によって省略できる項目)

昨今の「プラグ」は良質でメンテナンスフリーな物が多いので、普通に走れていれば状態は良いと解釈して大丈夫です。(取外し『掃除』も良いですが、関連するコードや接続部の損傷に気をつける事。明らかに不良部品は『交換』を薦めます。)


 『☆』スパークプラグの状態:(『☆』:1年で5,000㎞以下の走行距離によって省略できる項目)

取扱説明書」に、使用「プラグ」が記載されてますので確認しましょう。

イリジウムプラグ」なら、10万㎞使用出来る使用出来る部品ですので、これが「メンテナンスフリー」の言われです。

通常の「プラグ」は、3万㎞~5万㎞ぐらいで交換した方がいいです。
(※ 車検時の走行距離の記録をしっかりと管理しましょう。)


プラグ」を外し『点検』『交換』をする場合、

▲ 赤丸印が「イグニッションコイル」の箇所なので、接続「カプラ」を外し、「コイル」止めのボルトを外し、「イグニッションコイル」を抜けば、「プラグ」を外せます。

▲ 外した「プラグ」の 赤丸印が、丸まっているのは交換時期ではあります
(※ 黒煤(クロスス)での汚れは、金ブラシ等で掃除で大丈夫です。)
(※ 湿っていれば、燃料系は正常ですが、点火の不具合の可能性があります。)▼


『◇』点火時期:ディストリビュータキャップの状態」の点検にも含む ▼


『◇』ディストリビュータキャップの状態:

通常に走れていれば、状態は良いと解釈して大丈夫です。
(※ 『継続車検』(予備車検)をクリア出来ていれば、問題なしとして大丈夫です。)


それでも『点検』する場合には、エンジン始動中の『点検』になるので、エンジン回転部分ベルト部分)には、特に注意を払ってください。


ディストリビュータキャップ」と、接続部(カプラ)、コードをそれぞれ「目視」「手触」点検し、劣化による損傷がないかを確認します。



▼ 「ディストリビュータキャップ」「カプラ」「コード」を『点検

▼ エンジンをかけながら「カプラ」を抜いていきます。

エンジンが止まりそうになったり

エンジンが止まってしまったり

エンジンに何か変化があれば抜いた所の点火は正常です。

▼ 同じ『点検』を、各所順番に行います。

カプラ」を抜いてもエンジンに変化がない所があったら、そこは点火がしていない所です。(不具合箇所)

点火がしていない原因をさらに探る為に、一度エンジンを切ります。
次はイグニッションコイルを別のものと交換してみます。
(先ずは、隣の「イグニッションコイル」と交換します。)

イグニッションコイル

イグニッションコイル」の移動で、正常箇所が移動すれば、不具合の「コイル」が判明します。

正確に『点検』する方法として「テスター」を使う方法もあります。

▲ 「イグニッションコイル」に取り付けて、ワニ口クリップの方はアースします。

このままエンジンをかけると? ▼

▲ スパークすれば異常なしです。


不具合の「イグニッションコイル」を1本『交換』するなら?
4本まとめての『交換』をお薦めします。

▲ 以上が【点火装置点検】になります。

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