【黄色い熊さん車検】ブログ担当です。


※ エンジンオイルの定期的な『交換』は、エンジンを保護する事、車の安全走行を維持する事等、最重要なメンテナンスです。

▼ 基礎知識

※ 駆動力を生みだす為に、常に回転やピストン運動の繰り返しています。

※ 「エンジンオイル」は、金属の摩耗を防ぎ、代表的な５つの役割を正常に機能させ、長く維持するため重要な役割を果たしています。

・ エンジンオイルの役割

① 潤滑作用：（エンジンパーツの金属同士が接触する部分を）油の膜で覆う事で保護し、摩耗を防ぎ、スムーズにエンジンを動かします。

② 冷却作用：エンジン内部を循環して、熱を吸収し、放散させることでオーバーヒートを防ぎます。

③ 分散洗浄：エンジン内部の汚れとなる、スラッジやカーボンを油中に分散させ、エンジン各部に堆積するのを防ぐ事で洗浄する作用があります。

④ 防錆作用：エンジン内部の錆の原因となる、酸素や水分などが付着するのを防ぎ、錆を防ぎます。

⑤ 密封作用：圧縮・爆発の工程でガス圧の漏れを油膜で防ぎ、シリンダー内壁とピストンリングとの隙間を埋める役目も果たしてます。
（気密性を保持しエネルギー効率を向上させます。）

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・ オイル交換の必要性

※ エンジン内部では、燃料の不完全燃焼によって、スラッジと呼ばれる燃えカスが発生します。

※ スラッジはオイルに馴染みますので、定期的な『交換』によってオイルと一緒に除去されます。

※ スラッジがエンジン内部に蓄積すると、オイルの循環を妨げ、エンジンの焼き付けや、最悪の場合には、車両火災の危険性もあります。
（オイルのろ過する「エレメント」にスラッジが蓄積してますので、合わせて定期的な『交換』をお薦めします。）

※ かなりのオイル劣化を確認したら、「フラッシングオイル」で『洗浄』すると効果的です。

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・ オイル点検の必要性

※ オイルの劣化を『点検』するには、「エンジンルーム」（ボンネット）内にある、「オイルゲージ」で確認します。

※ 「オイルゲージ」の「FULL」（上限）と「LOW」（下限）の間に、オイル量があるか、また、オイルの「色」が黒ずんでないかの『点検』をします。

※ 「オイルゲージ」の『点検』は、エンジン停止で行う事。

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・ オイル漏れの注意点

※ 『交換』時の、「オイルパン」の「ドレン」の締め忘れには気をつけましょう。

※ 「オイルゲージ」を確認した時に、極端にオイルが下限にある場合には、全体的にオイル漏れがないか『点検』しましょう。
（特にゴム製の「パッキン」「シール」部の確認には気をつけましょう。）

▼ オイル交換の時期

※ 軽自動車なら

・ 普通車：［10,000km］または［６ヶ月］

・ ターボ車：［5,000km］または［６ヶ月］

▲ とされます。

▲ 走行距離が基準に満たなくても、［６ヶ月］に１回の『交換』をお薦めします。
（『交換』の２回に１回は「エレメント」の『交換』もお薦めします。）

▲ ［６ヶ月］経ってなくても、走行距離を目安に『交換』をお薦めします。

※ 『交換』の記録をしっかりしましょう。
（記録のシールを貼るか、メンテナンスノートに記録するか、馴染みの整備工場等で管理して貰いましょう。）

※ 普段余り運転せずに、ほとんど走行距離がない方でも、自然劣化を考え最低［６ヶ月］で『交換』をお薦めします。

※ 走行距離や時期的な事を関係なく、『点検』で気になれば『交換』をお薦めします。