オートマオイル交換

【黄色い熊さん車検】ブログ担当です。


※ 「オートマオイル」は、「ATF」(オートマチックトランスミッションフルード)とも言います。
(「オートマチックトランスミッション」の中を満たしているオイルで、動力の伝達やギアの潤滑、冷却など多くの役割を担っています。)

※ 「AT」(オートマチックトランスミッション)は、エンジンの動力を伝達する動力伝達機能、ギヤを摩擦から保護する潤滑機能、変速時の湿式クラッチを適切に滑らせる摩擦特性、「AT」の熱を逃がす冷却機能、自動変速をするために必要な油圧作動の役割を持っています。


※ 昨今の車は「AT」が多いですが、そもそも「オートマオイル」の『交換』の考えが2通りあります。

① 各メーカーの『交換』頻度の推奨は、

N社:40,000㎞ごと
D社:100,000㎞ごと
H社:初回80,000㎞で2回目以降から60,000㎞ごと
欧州車メーカーに関しては、無交換を推奨してます。

② オイルメーカー、カー用品店、ガソリンスタンド等では、2年または、20,000㎞ごとの『交換』を推奨してます。
(『継続車検』時毎のタイミングになります。)


※ 「オートマオイル」に関しては、頻繁に『交換』すれば良いとは言えず、『交換』する事によって、かえって不具合が生じる事があります。

※ 欧州車では無交換を推奨し、日本車であっても100,000㎞でも大丈夫なくらいですから、「オートマ」の加速、変速の不具合を感じたらでも大丈夫そうです。

※ 100,000㎞目安に『交換』する場合でも、一気に新品「オイル」全ての『交換』だと、かえって不具合が生じる事があります。
(そもそもの構造上、全ての『交換』がしにくい構造にはなってます。)

※ 『交換』の際は、「オートマオイル」の種類が、同じメーカーであっても、車種、年式、型式等で違い間違えやすいので、確認を慎重に行う事はもちろん、少しでも不安な場合には専門工場に依頼しましょう。
(「オートマオイル」は各メーカー純正の物が一番相性が良いので、各ディーラーに依頼が一番安心かも知れません。)
▲ 費用面では高価になりますので、専門工場に依頼でも「オイル」の種類の確認や、『交換』方法や量の確認に気をつける事で、安全な『交換』を頼めます。


▼ 交換方法

① 循環吸引方式(上抜き):吸引式 その名の通り吸引する機械を使いますので、「オイルパン」底に溜まっている[鉄粉](スラッジ)を巻き上げてしまいます。
交換』率も30%~50%くらいしか出来ない為、「新オイル」と循環し、次期にまた『交換』する事になります。

② 圧送交換方式 ⇒ 専用の機械を使い廃油しながらの、給油する方式です。
圧送(圧をかけて送る)のではなく、廃油し、その同量を給油する方式で、ほぼ90%以上の『交換』が可能です。
機械ですので、底にある[鉄粉](スラッジ)の巻き上げも否めませんが、結果ほとんどの「古オイル」を廃油し、「新オイル」に『交換』出来ます。
(機械(ホース)を装着する、アタッチメントが多数あるので、対応出来ない場合があります。)

③ 下抜き方式 ⇒ 欧州車には、「圧送交換方式」の機械を繋げれるパイプ等がないので、『交換』する場合には、「下抜き方式」でしか出来ません。
ドレン」からの廃油か、「オイルパン」下部ごと外すので、[鉄粉](スラッジ)は全て取り除く事が出来ます。
(廃油を量り、同量の「新オイル」を給油しましょう。)

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