プロペラシャフト、ドライブシャフト点検
【黄色い熊さん車検】ブログ担当です。
『24ヶ月定期点検』項目の「下廻り点検」の中の【プロペラシャフト、ドライブシャフト点検】についてです。
以前書いた『24ヶ月定期点検整備記録簿の書き方と記入例』の補足です。
※ 「下廻り点検」となってますので、[リフトアップ]か、[ジャッキアップ]し、支えのスタンド(馬)に乗せて、下から『点検』しましょう。
(『☆』:1年で5,000㎞以下の走行距離によって省略できる項目)
※ 【FF車】の場合は「ドライブシャフト」はフロントのみに装備されています。
※ 【FR車】や【4WD車】でミッションとデフを繋ぎ、力を伝達しているのが「プロペラシャフト」です。
『☆』連結部の緩み:
(『☆』:1年で5,000㎞以下の走行距離によって省略できる項目)
※ 連結部のボルトやナットを重点に緩みがないか『点検』します。
(【検査ライン】の「下廻り検査」クリアで問題なしです。)
『◇』ダストブーツの亀裂、破損:
※ 「シャフトブーツ」には[イン側]と[アウト側]とがあります。
※ 「シャフトブーツ」の中には、ジョイント部の金属部品を保護する為に、[グリス]が充填されています。
※ 充填されている[グリス]が漏れると、異物が入り金属部品を損傷させてしまいます。
※ 金属部品の損傷から、「ステアリング」関連の大きな損傷、故障に繋がり、大掛かりな『交換』しなければいけなくなる可能性もあります。
※ 「シャフトブーツ」の、[ヒビ][亀裂][損傷][破れ]の『点検』には、充分気をつけましょう。
※ 「下廻り」の高圧温水(洗浄液)『掃除』をしっかりして、【検査ライン】の「下廻り検査」クリアで問題なしです。
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