燃料蒸発ガス排出止装置の配管等の損傷
【黄色い熊さん車検】ブログ担当です。
『24ヶ月定期点検整備記録簿の書き方と記入例』の補足です。
記録簿にある『公害発散防止装置等』の項目の『燃料蒸発ガス排出止装置の配管等の損傷』の内容です。
『燃料蒸発ガス排出止装置』(『チャコールキャニスター』)とは?
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より『チャコールキャニスター』の説明です。
ガソリンタンクなどの燃料装置から蒸発するガスの放出を防ぐために必要なもので、排出ガス規制により取り付けられています。
24ヶ月定期点検の項目の一つです。
出典:『車検登録手続きDIY』
(公害発散防止装置 概要・点検解説ページ)より
▲ チャコールキャニスターのパイプやホースに、(劣化)損傷がないかを目視などにより点検します。▼
▲ 赤丸部分が『チャコールキャニスター』になります。
燃料タンクと関係していて、蒸発ガスをチャコールキャニスターで一時的に貯めてエンジンに還元するような仕組みです。
大気を取り入れているフィルターが詰まると燃料タンクにひびが発生する恐れもあるので念のために点検は必要です。(『燃料蒸発ガス排出抑止装置のチェック・バルブの損傷』)
▲ 点検するポイントは、「ホース」「本体の亀裂」を重点的に慎重に行いましょう。
「ホース」の点検はチャコールキャニスターから出ているつなぎ目やホースにひび割れ(劣化の為の損傷)がないかを確認して、「本体の亀裂」や損傷も目視で確認できると思います。
※ 亀裂や損傷が酷い場合には、『交換』を薦めます。
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