燃料装置点検
【黄色い熊さん車検】ブログ担当です。
『24ヶ月定期点検』項目の「エンジンルーム点検」の中の【燃料装置点検】についてです。
以前書いた『24ヶ月定期点検整備記録簿の書き方と記入例』の補足です。
普段、ガソリンの臭いがしないか、「エンジンルーム内」・「給油孔付近」・「燃料パイプ」等々の確認。
『点検』方法としては、「目視」と「嗅覚」で確認します。
『◇』燃料漏れ:
燃料経路の構造は、燃焼タンク(車体後部)から「燃料ポンプ」で燃料を吸い上げて、「フューエルインジェクター」で「エンジン」に燃料を送り込みます。▼
※ 燃料系の中で最も漏れが発生しやすいのは「燃料ホース」部分や、各接合部分です。
※ 漏れがあれば「臭い」を感じますので、『点検』は『目視』より『嗅覚』頼りになります。
▲ 「燃料ホース」の劣化(ゴム製品)
※ 裂け目ある劣化損傷なら『交換』を薦めます。
▲ 新品の「燃料ホース」(ゴム製)
▲ 近年の「燃料ホース」には、劣化防止の貯め(樹脂製)を使用している場合もあります。
※ (樹脂製)であっても、繋ぎ目付近の『燃料漏れ』がないか、「嗅覚」『点検』します。
※ 『燃料経路』は車体下部の配管もありますから、全体を「嗅覚」『点検』は出来ないかと思います。(車体下部に関しては、【検査ライン】の『下廻り検査』をクリアすればOKです。)
※ 特に、「エンジンルーム」内の「燃料ホース」付近の『点検』に気をつけましょう。
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