ショック・アブソーバ点検
【黄色い熊さん車検】ブログ担当です。
『24ヶ月定期点検』項目の「足廻り点検」の中の【ショック・アブソーバ点検】についてです。
以前書いた『24ヶ月定期点検整備記録簿の書き方と記入例』の補足です。
※ 「ショックアブソーバー」とは、ショック:「衝撃」、アブソーバー:「吸収装置」=「衝撃吸収装置」として、主な役割は「スプリングの動きを抑制する事」です。
※ 「ショックアブソーバー」は、[サスペンション](基本動作である「走る」「曲がる」「止まる」の性能を高める部品)の1部で、「ショックアブソーバー」「スプリング」が主な構成で、「サスペンションアーム」「スタビライザー」等の複数部品で構成されています。
※ 「ショックアブソーバー」の構造として、[減衰力](ゲンスイリョク)の発生させる方式の違いによって2種類(「単筒式」と「複筒式」が)あります。
▲ 単筒式:構造が単純でチューニングがしやすく、放熱性に優れています。
(スポーツカーや競技用の車両に多く採用。)
※ 「複筒式」より故障しやすい。
▲ 複筒式:筒の内部が二重構造になっていて、長さに関係なく一定の減衰力を発生出来る。(多少の事では機能に影響なく丈夫で、多くの大衆車に採用されている。)
※ 目的別として、「純正形状ショックアブソーバー」「車高調正式ショックアブソーバー」等があります。
『◇』損傷、オイルの漏れ:
※ [ブッシュ]や[ダストブーツ]といった「ショックアブソーバー」の保護部分の破損や潰れ個所ある場合には、何らかの不具合がある可能性があります。
※ 「ショックアブソーバー」本体の、損傷個所の確認にも要注意です。
※ [オイル漏れ]だと湿ってるので、拭き取り、高圧温水(洗浄液)、エアー『掃除』し、すぐに湿って[漏れ]を確認出来る場合には[部品]の『交換』を薦めます。
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